日本発のケータイ絵文字が、世界共通の文字コードとなる

日本発のケータイ絵文字が、世界共通の文字コード「Unicode」のバージョン6.0に多数の絵文字が取り入れられることになりました。

これで、長らく日本で独自の発展を遂げてきた、日本発のケータイ絵文字が国際標準になったのです。

Unicode Consortium(ユニコードコンソーシアム) は10月11日、新たに完成した Unicode 6.0 仕様の一部を公開しました。

このバージョンには1000を超える新たな記号が追加されており、その中には数百の「emoji」が Unicode に組み込まれたことで、これらの絵文字を端末やキャリアを問わずに表示できるようになったのです。この絵文字の中には、日本で使われている携帯電話の絵文字が含まれています。
ただ、絵文字を表現する代表グリフに多くの変更が加えられ、すでに符号化されている文字との統合などの調整もされています。

ユニコードコンソーシアムは今回のリリースで、Unicode 6 のデータベースやコード表など実装のアップデートに必要なものを公開しています。そして、仕様の最終版は2011年初めに提供するとしています。

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この動きは、2008年の暮れぐらいより、Google が携帯電話の絵文字の「世界標準化」に乗り出していることを、同社の日本語公式ブログで明らかにしていました。

NTTドコモ・au・ソフトバンクモバイル3社の絵文字を Unicode に収録しようという提案が Google と Apple の共同で行われ、2008年にそのためのオープンソースプロジェクト emoji4unicode が開始されています。
このプロジェクトの成果の一部は「emoji symbols」(絵文字記号) として、2009年3月にユニコードコンソーシアムに提案されました。

絵文字は、日本の携帯電話事業者がそれぞれ独自に開発したもので、国内の携帯電話間では、事業者が異なっても自動変換され似通った絵文字が表示されるようになっています。しかし、一般のパソコンでは絵文字を用いたメールやウェブサイトの表示はできず、文字化けなどの問題を引き起こしてしまいます。

この問題を解消するため Google は、絵文字を Unicode の文字として符号化することを提案。
Google は、符号化に必要なデータを公開し、携帯電話各社や絵文字ユーザーからのフィードバックを募っていました。

絵文字を Unicode に組み込むことで、自分がメールで送った絵文字が受信側でも同等の絵文字で表示されること、ウェブで見る絵文字が他の携帯ユーザーにも同じに見えること、また検索エンジンで絵文字を探せば結果が返ってくることも可能になります。

これより前の2008年の10月23日に、Google は、Gmail で約150種類の絵文字機能を追加しています。
同じくして、日本の iPhone も絵文字の読み書きに対応しています。


世界共通の文字コード「Unicode」の新バージョンには、携帯電話で使われている絵文字が多数取り入れられる。…

引用元:ITmedia プロフェッショナル モバイル


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